キナルなんぶは5月1日に開館1周年を迎えました。今年は1周年記念として6月5日(日)京都・清水寺の森清範(もりせいはん)貫主(かんす)を招き、「文化講演会」を開催しました。
今回揮毫(きごう)いただいた漢字は「桜」「蛍」でした。平成29年に揮毫いただいている「豊」「里」に加え、南部町の自然をよく表しており、これからも大切にしていきたいものばかりです。
○高僧のご芳墨
森清範貫主は毎年京都・清水寺で行われる「今年の漢字」を揮毫される方ですが、高僧の字には深い意味があります。仏陀の教えに仏像がなかった時代には、高僧の書を祈りの対象としたことから、高僧の「ご芳墨には神仏が宿る」とも言われています。