8月12日（金）、法勝寺電車デハ203号の製造100年を記念して、県指定保護文化財である電車の特別公開とそれに付属する資料の公開を行いました。
当初行うはずだった講演会の代替イベントとして、資料の特別展示「法勝寺電車にあれこれ展」として開催しましたが、電車に興味をお持ちの多くの方にご来館いただきました。
電車はいつもの様子と異なり、来場のみなさんの手で花飾りをしていただいて「サヨナラ電車」「花電車」をほうふつとさせていました。
（夜間の電車ライトアップは17日まで行っています。電車の内部公開はしていません。）
資料は普段は公開していないものですが、一日限定でも見ていただくことができ、よかったです。手間駅前の昭和40年代の地図づくりなど、来館者のみなさんの力を合わせた記録をできたことも次世代に繋がるおもしろい取り組みでした。
電車があったことで、南部町が発展したことは間違いありません。その発展の立役者として保護されている電車をみんなでまもるために米子－法勝寺の全線開業をした8月12日を「法勝寺電車の日」とできたらいいですね。これからも法勝寺電車をよろしくお願いします。