キナルなんぶ

2022.11.22

これからの法勝寺電車は

 11月19日(土)に法勝寺電車デハ203号誕生100年記念講演会を開催しました。
 広報なんぶ9月号でご協力いただいた日本工業大学の堤一郎先生に「法勝寺電車生誕100周年を記念して-電車を通して100年を振り返る」の演題で講演いただいたあと、来場された方の電車エピソードを聞かせていただくなど、いつもとは違った講演会になりました。講演の中で「作り手(電気鉄道関係者)」「使い手(電車利用者)」「第三者(調査研究者・行政)」が協力して保存することの必要性についての話がありましたが、法勝寺電車は特に「使い手」のみなさんの力で記録の収集ができています。
 これからの法勝寺電車の保存は、今ある「もの資料」だけでなくみなさんの記憶を「記録」にするなど、さらなる進化が必要です。